仙台東口矯正歯科│仙台で矯正を行う歯科

Commitment & Integrity

患者さまと向き合いながら
お悩みに耳を傾け
結果と誠実さにこだわった
矯正治療を信念としています

「美しい歯並びにしたい」「すてきな笑顔になりたい」
患者さまの望みをしっかりお聞きし、
ひとりでも多くの患者さまが治療後に喜べるよう、
すべてのスタッフが全力でサポートします。

SCROLL

仙台東口矯正歯科 当院の基本理念
仙台東口矯正歯科 当院の基本理念 Basic Philosophy

患者さまのご要望を伺い ゴールに向けた治療プランをご提案します。
当院の基本理念
当院の基本理念
当院の基本理念

患者さまとしっかりコミュニケーションをとり
お悩みやご要望を理解しながら治療を進めます。

歯並びにお悩みの方にとって、矯正治療を受けるということは大きな決断といえるでしょう。しかし、治療を受けたいと思っても、歯科医院の選択肢がいくつかあって迷ってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

良い歯科医院とは、歯科医師が患者さまのお悩みやご要望をしっかり聞いて、良質な治療を行なうところだと考えます。仙台東口矯正歯科は、患者さまとのコミュニケーションを大切にし、多様な治療経験をいかしながらより良い治療計画をご提案します。

一口に矯正治療といっても、その治療方法や使用する装置はさまざまです。また、患者さまのお口の状態によって治療を始めるべき時期や抜歯、外科矯正の必要性なども異なります。こうした一つひとつの判断を適切にくだすため、当院では精密検査を充分に行なって情報を分析し、治療計画を立てていきます。

場合によっては、複数の治療計画をご提示し、それぞれの特長をご説明したうえで治療方針を決定していくこともあります。患者さまの質問にも丁寧にお答えし、一緒に今後の治療について決めていく方法をとっています。

矯正治療にはさまざまな特性があるため、「新しくて専門性のある治療であることが良い」ということはありません。ただし、患者さまのご希望をかなえるには、こうした専門性に特化した矯正治療が必要となる場合があります。
当院では患者さまのご要望に配慮しながら、適切な矯正治療を行ないます。

Feature 当院の矯正治療9つの特徴

コミュニケーションを大切にした治療
Feature 01

「患者さまの声にしっかりと耳を傾ける」 コミュニケーションを
大切にした治療

患者さまときちんと向き合って信頼関係を築き、どのようなことでも気軽にお話いただけるよう努めています。コミュニケーションを大切にすることで、治療を成功へと導きます。

こだわりの矯正治療
Feature 02

「手間と時間をかけて丁寧に仕上げる」 こだわりの矯正治療

患者さまのお話をきちんとお聞きし、充分な検査のもと治療方法を綿密に検討することで、適切と思われる治療をご提供します。ご一緒に治療を進めることで、より良好な結果へと導きます。

院内技工の実施
Feature 03

「オーダーメイドの技工物を素早く作製」 院内技工の実施

併設している歯科技工所では、技工物の作製工程にデジタル技術を導入し、オーダーメイドの精密な技工物を作製しています。快適な使い心地の技工物を、患者さまのもとに素早くお届けできます。

精密な検査と治療計画
Feature 04

「患者さま一人ひとりに合わせた
治療をご提案」
精密な検査と治療計画

精密な検査を行ない、その結果に基づく治療計画を立案します。患者さまの現在の不正咬合や目的とする歯並びを考慮し、その方に合わせた方法で適切な矯正治療を行ないます。

デジタルセットアップ
Feature 05

「治療後の歯並びを
精細にシミュレーション」
デジタルセットアップ

データを元に機器がワイヤーを曲げるシステムを導入しているため、ワイヤーを適切に屈曲でき、治療期間・時間の短縮も可能です。シミュレーションにより、治療後の歯並びをイメージいただけます。

デジタルセットアップ
Feature 06

「複雑な歯並びでも自由に歯を動かせる」 歯科矯正用アンカースクリュー
を用いた矯正歯科治療

小さなスクリューやプレートを骨に埋め込み、歯を動かすための固定源にします。歯の移動を精細にコントロールできるので、難症例といわれるような歯並びも治療できます。

お顔つきも改善する矯正治療
Feature 07

「出っ歯、ガミースマイルなどで
お悩みの方へ」
お顔つきも改善する矯正治療

口蓋に埋め込む歯科矯正用アンカースクリュー(i-station)は、出っ歯やガミースマイルなどお顔の改善にも適応します。細かく調整しながら多方面に歯を動かせます。▼歯科矯正用アンカースクリュー(矯正用アンカレッジシステム i-station) 医療機器承認番号:22600BZX00426000

他院との連携治療
Feature 08

「各医療機関と協力して
より良い結果を目指す」
他院との連携治療

矯正治療の専門性と外部医療機関とのチームアプローチを重視しています。外部医療機関それぞれが得意とする治療を行なうことで、患者さまにとってより良い結果につながります。

外科矯正の実施
Feature 09

「骨格的な問題が原因の歯並びにも対応」 外科矯正の実施

矯正歯科医・口腔外科医・形成外科医が連携し、骨格的な問題による不正咬合を治療します。当院は自立支援医療(育成医療・更生医療)指定医療機関なので、外科矯正治療に保険を適用できます。

Greeting ご挨拶

ご挨拶
仙台東口矯正歯科院長 堀内 淳

丁寧で誠実なご説明を心がけ、
安心できる治療をご提供します

矯正歯科は現在でもさまざまな研究が進められている分野です。それにより「治療を始める時期の選択」や「治療方法」など、選択肢が広がっています。一方で、患者さまにとってはどのような治療を受けるべきなのか悩む機会にもなります。当院では、それぞれのメリットとデメリットを率直にお話しし、患者さまにご納得いただいたうえで選択されることを重視しています。
治療方法についてご説明する際は「科学的」であることと「わかりやすさ」とを両立しています。また、治療開始前や治療期間中など、あらゆる節目で患者さまとお話する機会を設け、信頼関係を着実に築いてまいります。

院長紹介

Initial Consultation 初診相談について

歯並びのコンプレックス、矯正治療・期間・費用への疑問や不安などをじっくりとお聞きします。
現在の歯並びの状態を確認させていただき、精密検査をせずに判断できる範囲で治療方法のご説明をしますので、ぜひご活用ください。

Case 症例紹介

当院でこれまで治療してきた
さまざまな症例を
ご紹介します。
上の歯が出ている

上の歯が出ている 出っ歯

下の歯が出ている

下の歯が出ている 受け口

上と下の前歯が出ている

上と下の前歯
が出ている
上下顎前突

歯が凸凹に生えている

歯が凸凹に
生えている
叢生:そうせい

前歯が噛み合わない

前歯が
噛み合わない
開咬:かいこう

あごが、横にずれている

あごが
横にずれている
非対称、側方偏位

歯の間にすき間がある

歯の間に
すき間がある
空隙歯列:くうげきしれつ

歯の数が少ない

歯の数が
少ない
先天欠損:せんてんせいけっそん

Treatment by Age 年代別矯正治療

矯正治療は、歯と歯肉が健康であれば年齢を問わずどなたでも受けられます。その年代ごとに適切な治療方法がありますので、患者さまのライフスタイルなどに合わせ、適切な矯正装置をご提案します。

子どもの矯正治療
(小学生まで)

お子さまのお口を拝見し、適切な治療開始時期と治療方法をご提案します。

子どもの矯正治療(小学生まで)
中学生・高校生の
矯正治療

大人になる前に歯並びを整えることで、
将来的な口元の悩みを軽減できます。

中学生・高校生の矯正治療
大人の矯正治療

審美的な装置など、ご要望やライフスタイルに
合わせて矯正装置を選べます。

大人の矯正治療
シニア向けの
矯正治療

矯正治療は、生涯ご自身の歯を残して
健康に過ごすためにも有効です。

シニア向けの矯正治療

Treatment 診療案内

マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)

透明で目立ちにくい マウスピース型
カスタムメイド矯正歯科装置
(インビザライン)

取り外しができるマウスピースを装着し、歯並びをきれいにしていく治療です。透明なプラスチックでできているので、装着したまま外出してもほとんど気づかれません。お仕事やプライベートで装置が気になるという方も、口元を意識せず普段どおりの生活を送れます。

外科矯正

骨格的な問題も解消 外科矯正

歯並びの悪さにはいくつかの原因が考えられます。骨格の問題によって歯並びが悪くなっている場合は、外科矯正という専門性の高い矯正治療を行なうことがあります。当院では専門性を備えた医師らがチームを形成し、矯正歯科医が「ワイヤー矯正治療」を、口腔外科医や形成外科医が「顎骨のバランスを整える外科手術」を担当します。

表側矯正

目立ちにくい 表側矯正

一般的な矯正装置では金属のブラケットをつけますが、目立ちにくい表側矯正では白色または透明のブラケットを使用します。また、歯を横断するワイヤーも金属ではなく白いものを使うことができます。歯の色になじむので、装置を表側につけても目立ちません。

舌側矯正

見えにくい 舌側矯正

通常の矯正治療では装置を歯の表側に装着しますが、舌側矯正では歯の裏側に装置をつけます。ほかの人からは装置が見えにくいため、治療を受けている間も見た目が気になりません。

歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正歯科治療

効率的に歯を動かせる 歯科矯正用アンカースクリュー
を用いた矯正歯科治療

あごの骨に埋め込んだ小さなスクリューやプレートを固定源とし、歯を動かす治療方法です。効率的に歯を動かせるほか、しっかりコントロールしやすいという特長があります。そのため、抜歯せずに歯並びを改善できる可能性が高くなります。

予防・口腔衛生指導

虫歯・歯周病を防ぐ 予防・口腔衛生指導

せっかくキレイに並んだ歯を虫歯や歯周病から守れるよう、予防をサポートいたします。患者さまの口内環境に合わせた口腔衛生指導を行なうなど、定期的なメンテナンスを実施します。

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叢生(デコボコ)・抜歯症例
矯正治療について

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口臭について

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仙台東口矯正歯科

歯科医師・衛生士・助手・技工士

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●矯正歯科治療にともなう一般的なリスク・副作用

・機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生えそろったあとに行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。
・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
・治療中に、「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
・矯正装置を誤飲する可能性があります。
・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
・装置を外したあと、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・装置を外したあと、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
・あごの成長発育により、歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
・治療後に親知らずの影響で、歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
・加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
・矯正治療により上下の前歯を前方や後方へ傾斜することにより、上下口唇の突出感が生じたり、増幅したりする一方、陥凹感が生じたり、増幅するなど変化することがありますが、矯正歯科医師による側貌のコントロールはできません。
・治療期間は歯並びと咬み合わせに異なりますが、前歯だけ永久歯に生え揃う小学校低学年(1〜4年生頃)の混合歯列で第一期矯正治療(限局矯正)を行う必要がある場合、動的治療期間は約半年~1年半程度ですが、その後、全ての歯が永久歯に生え揃う永久歯列で第二期矯正治療として広範囲矯正治療(本格矯正)が必要になった場合、成人矯正同様、動的治療期間は約1年半〜2年半程度ですが、2年半以上要することもあり、通院期間は総じて10年以上に及ぶことになります。

●矯正歯科治療について

1.公的健康保険適用外の自費(自由)診療になります。
2.矯正治療の通院期間は歯並びを整える動的治療期間とその後、整えた歯並びが後戻りしない様に保定装置(リテーナー)を装着して頂きながら経過観察を行う保定期間の合計となります。
3.矯正治療の治療期間や通院回数は矯正治療の開始時期、不正咬合の程度、非抜歯・抜歯、使用装置などにより変わりますが、おおよその目安は以下の通りです。
▼混合歯列での第一期矯正治療(限局矯正)、永久歯列での部分矯正(MTM)を行った場合
・動的治療期間:約6か月~1年6か月、通院回数(毎月1回):約 6~18回
・保定期間:約1年、通院回数(数か月に1回):約4回(※1)
・合計通院回数:約1年6か月~2年6か月、合計通院回数:約10~22回
▼永久歯列での第二期矯正治療(本格矯正)を唇側(表側)ブラケット矯正装置(ラビアルブラケット矯正装置)にて行った場合(※2)
・歯を抜かない非抜歯治療での動的治療期間:約1年6か月~2年、通院回数(毎月1回):約18~24回
・歯を抜いた抜歯治療での動的治療期間:約2年~2年6か月、通院回数(毎月1回):約 24~30回
・保定期間(※3):3年、通院回数(数か月に1回):約12回
・合計通院回数:約4年6か月~5年6か月、合計通院回数:約30~42回
※1 混合歯列で第一期矯正治療(限局矯正)を行った場合、約1年間の保定期間終了後も永久歯列完成まで経過観察を継続しますので、通院回数は4回以上になります。
※2 舌側(裏側)ブラケット矯正装置(ハーフリンガルブラケット矯正装置、フルリンガルブラケット矯正装置)の場合、唇側(表側)ブラケット矯正装置(ラビアルブラケット矯正装置)よりも動的治療期間が長くなる場合があります。
※3 当院が規定する保定期間と通院回数で記載しております。

●マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)を用いた治療にともなう一般的なリスク・副作用

・機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
・正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
・ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
・症状によっては、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)で治療できないことがあります。
・お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
・装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
・治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
・食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
・治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
・お口の状態によっては、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
・治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。

●薬機法において承認されていない医療機器「マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)」について

当院でご提供している「マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。
○未承認医療機器に該当
薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2023年7月21日最終確認)。
○入手経路等
インビザライン・ジャパン株式会社より入手しています。
○国内の承認医療機器等の有無
国内では、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)と同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2023年7月21日最終確認)。
○諸外国における安全性等にかかわる情報
情報が不足しているため、ここではマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)の諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
○医薬品副作用被害救済制度対象外
日本では完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。

●外科矯正にともなう一般的なリスク・副作用

・公的健康保険対象となるのは、自立支援医療(育成医療・更生医療)指定医療機関または顎口腔機能診断施設の指定を受けた医療機関のみとなります。指定を受けていない医療機関で外科矯正は、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
・手術は全身麻酔のもとで行ないます。
・2~3週間程度の入院が必要となり、入院前には検査のために通院していただきます。
・手術後は部分的な麻痺やしびれが出たり、まれに鼻の変形が見られることがあります。
・骨を固定するために頬側からビスを入れてプレートを留める場合、数ミリの切開が必要となることがあります。ただし、ほとんどわからない程度の小さな傷です。
・手術後しばらくは口があまり開かないので、食生活に不都合を感じることがあります。
・手術後半年から1年くらいで、プレート除去手術のため再度1週間程度の入院が必要となることがあります。

●舌側(裏側)ブラケット矯正装置(ハーフリンガルブラケット矯正装置、フルリンガルブラケット矯正装置)による治療に伴う一般的なリスク・副作用

・傾斜や捩れの改善が難しいなど唇側(表側)ブラケット矯正装置(ラビアルブラケット矯正装置)に比べて、高度な技術が要求されるなどの理由で治療費が高額になります。
・唇側(表側)ブラケット矯正装置(ラビアルブラケット矯正装置)に比べて、硬くて太いワイヤーへの交換に時間がかかることから治療期間が長くなることがあります。
・歯はブラケットが接着している方向へ移動しやすいという特性から、歯の唇側(表側)への移動はしにくいという特性があります。
・直接、舌が触れる歯の舌側(裏側)にブラケット矯正装置がついているため、唇側(表側)ブラケット矯正装置(ラビアルブラケット矯正装置)に比べて、発音や咀嚼、嚥下などの舌の働きへの影響は特に大きいと考えますが、一般的に数日から1、2週間で軽減します。
・傾斜や捩れがある上の前歯にエラスティックチェーンを装着する目的で、また上下の前歯の咬み合わせを緊密にしたり、上下の咬み合わせの前後的なズレを修正するためのエラスティック リング(顎間ゴム)が装着できるように、付加装置として透明なアタッチメントを歯の唇側(表側)に接着することがあります。

●歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正歯科治療にともなう一般的なリスク・副作用

・公的健康保険対象となる使用方法と、公的健康保険対象外の自費診療となる使用方法があり、自費診療となる場合は保険診療よりも高額になります。
・骨と化学的な結合をしないため、患者さまの骨の状態や口腔衛生状態によっては脱落することがあります。
・脱落した場合は再埋入を行なうことがあります。脱落部分の骨の穴が回復するまで数ヵ月の時間を要するため、別の部分に埋め込むことがあります。
・歯科矯正用アンカースクリューは骨に埋まっていますが、その頭部は歯肉の外にあるため、ケアを怠ると骨に感染することがあります。
・歯科矯正用アンカースクリューは歯根の間に埋入されることが多いため、埋入時に歯根を傷つけることがあります。