矯正治療中のお口の中の管理について

仙台東口矯正歯科・歯科衛生士の鈴木です。

毎日本当に暑いですね!!夏は固いアイスを食べて矯正装置が外れたり、トウモロコシを丸かじりして矯正装置が取れたりと、普段より急患対応が外れることが多い気がします。笑  せっかくの短い夏なので我慢しないで満喫してほしいですが、噛み応えのあるものは少し注意して食べてみてくださいね^^

 

さて今回は、当院での矯正治療中のお口の中の管理の仕方についてお話します。矯正装置の周りは汚れがたまりやすく、歯磨きが不十分ですとむし歯の原因となってしまいます。矯正治療中にむし歯ができてしまった、なんてことにならないよう、どういう風に管理しているかご紹介させていただきます。

【歯磨き練習】

まず、矯正治療が始まる前に今の状態の歯磨きの状態をチェックをします。歯磨きが苦手な方も、一通りきれいにできるようになるまでご指導させていただきますのでご安心ください。また、矯正装置が付いた日には装置周りの歯磨きの仕方をお話します。その後はご来院時に、汚れの目立つところがあればその都度こちらからお話させていただいています。

 

基本的に食事や間食の後にその都度歯磨きをしていただき、一日のうち1回でも時間のある時にフロスをしていただくことを推奨しています。ただ、矯正装置が付いているとフロスがしにくいですよね。そんな方にオススメしているのが、この”スーパーフロス”です。先が通しやすくなっているので、ワイヤーの下に簡単に通すことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

【クリーニング】

毎月の来院時にクリーニングを行っております。ただしこれは矯正治療に付随するクリーニングで、一般歯科さんでのクリーニングとは少し意味合いが違い、目に見える汚れを落としています。矯正治療がメインなので、クリーニングにかける時間は約5分~10分ほどです。お水の出るブラシで全体をクリーニングをし、フロスを行っています。適宜、歯石や着色があれば落としています。

そのため、かかりつけの歯科医院さんに定期的に通っていただくことを推奨しています。当院に通院されている患者さんはみなさんかかりつけの歯科医院があるのでそちらに数か月に1度くらいのペースでクリーニングと歯科検診で行っていただくと安心です。一般歯科さんでは目に見えない歯ぐきの中の汚れも落とせるので、歯周病予防にもなります。

 

【管理シート】

当院は担当制では無いため、誰が担当しても良いように患者さん一人一人の”管理シート”というものを作製しています。そこには患者さんの歯磨きの状態や、今どんな歯ブラシを使用しているか、どんな指導をしたかを詳しく記載しています。

 

今後も工夫を重ねて、さらにむし歯予防の質を高めていこうと思っています。

一緒に歯磨きを頑張って、むし歯を予防していきましょう!