甘いものは何歳から?

仙台東口矯正歯科・歯科衛生士の鈴木です!

今回は、「甘いものは何歳から摂ったらいいのか」についてお話します。お子さんがいる方だけでなく、ご親戚やお友達にお子さんがいる方も、この記事を読んでいただけると嬉しいです!ちなみに画像は去年のわたしの誕生日ケーキです!笑

 

 【間食について】

お子さんにとっての間食は、”食事で補いきれないエネルギーを摂るもの”です。内容はおにぎり・パン・さつまいも・とうもろこしなどで噛み応えのあるもの顎の発育にも繋がりますし良いです。また、自然本来の甘みの含まれているものが望ましいです。お砂糖の入ったお菓子は避けた方が良いでしょう。お砂糖の強い甘みを毎日摂っていると、”砂糖依存症”になってしまう恐れもあります。

おやつの後は2~3時間あけると次の食事に響きにくいので大体10時や15時頃になるかと思います。食べる時間と量を決めてリズムを作ってあげると良いです。食への心配が薄れてしまう可能性もあるのでテレビを見ながらなどの”ながら食べ”をしないようにしましょう。

 

 【甘いものは何歳から】

味覚は3歳くらいまでに形成されると言われていますので、それまではあまり強い味のものは与えないのが望ましいです。果汁100%ジュースもお水で味を薄めたりすると良いと思います。

 

 【むし歯予防】

以前のブログにも書きましたが、キシリトールは有効です。キシリトールは、むし歯菌が代謝できないので摂取することでむし歯菌の働きをおさえることが期待できます。キシリトール100%のものは歯磨き後に摂取しても問題ないので、歯磨きの嫌いな子は”歯磨きを頑張ったご褒美”としてあげても良いですが、「歯磨きした後に食べたらむし歯になる」と教えた方が説得力もあるのでそこはお子さんの様子を見て判断してください。

また、父母やきょうだい・祖父母との食器の共有などでもむし歯菌は移るので避けるようにしましょう。

 

【歯科医院で定期健診】

歯科医院で定期検診を受けるようにしましょう。定期健診はむし歯がないかチェックをして、なければクリーニングやフッ素塗布をおこないます。痛いことは一つもしません♪小児歯科のクリニックであれば施術中テレビを見ることができたりクリーニングの際の研磨剤も色々な味を準備しているところが多いので、むし歯のない時期から通うことで歯医者さんは怖くない・楽しい所と思ってもらうことにも繋がります。

 

ここまでを読んで、小さいうちから市販のお菓子を与えてしまっていた!や、食器の共有をしていた!などのことがあっても、終わりではありません!!むし歯にしないことが目的なので、日々の歯ブラシや定期健診で防ぐことができます。

また、記念日やお祝いごとにはデザートがつきものだとも思いますので、そんな時ぐらいは良いかと思います^^ 今回の記事は参考までに、取り入れられそうなところから取り組んで親も子もストレスなく健康な身体で過ごしましょう!!