洗口液について

 

仙台東口矯正歯科・歯科衛生士の鈴木です!

今回は、「洗口液」についてお話します。

 

そもそも、みなさんは洗口液を普段使用していますか?液体歯磨き(デンタルリンス)とは違いますのでご注意くださいね。

日々の歯磨きで歯の表面をきれいにして、洗口液でお口の中の粘膜や歯ぐきへ(もちろん歯にも)アプローチします。

 

洗口液にはこのような効果があります

【洗口液の効果】

①むし歯の予防

②歯周病の予防

③口臭の予防

 

【使い方】

1.歯ブラシで歯磨きをする

まずは歯ブラシ・デンタルフロスでしっかりと汚れを落としてください。

2.洗口液でブクブクうがいをする

容器に決められた容量が書いてあります。

3.お水でゆすがずそのまま

洗口液の成分を効かせるためにも、お水でゆすがずそのままです。

 

【注意点】

エタノールという成分が入っていますので、必要以上に使いすぎると、唾液量が減ってむし歯・歯周病のリスクが高まったり口臭がひどくなることがあります。また、お口の中の細菌(むし歯菌ではない、お口の中にいても大丈夫な菌)を必要以上に除菌してしまうこともあります。1日3回の歯磨きの後に使用する程度であれば問題ありません。

 

おすすめの洗口液は2つです。

まずは”リステリン”です。

4種類の殺菌作用のある成分(8-シネオール・チモール・サリチル酸メチル・ℓ-メントール)が配合されています。

当院では診療の際、お口をゆすぐコップに混ぜて患者さんにうがいしていただいています。

 

 

原液でも良いですが、少々刺激強めなので、お水で少し薄めて使用しても良いです。

また、リステリンは色々な種類があるので、選ぶのも楽しいと思います!

 

 

もう一つは、”コンクールF”です。

前にブログでも紹介しましたが、矯正用アンカースクリュー(ネジ)の入っている方に使用していただいています。

殺菌効果の高い「クロルヘキシジン」が配合されています。

 

 

こちらはお水に薄めて使用します。刺激も少なくすっきりとしたミント味です。

コンクールは当院で販売もしていますので、受付でお申し出ください^^

 

どちらも市販されています(コンクールは取り扱いが無いところもあります)ので、気になった方はドラックストアなどを探してみてください!

毎日の歯磨きに加えてぜひ洗口液も使用して、お口の中を清潔に保ちましょう!