叢生(デコボコ)・抜歯症例

仙台東口矯正歯科・歯科衛生士の鈴木です!

 

今日は、許可をいただいた当院の患者さんの症例をご紹介させていただきます!

 

初診時のお口の中の写真です。(2021.10.15)

八重歯と下の前歯のデコボコが気になるとのことでした。

 

 

 

 

治療計画の説明時に外科矯正手術のお話もしましたが希望されなかったので、上下途中の歯を抜歯して、自費での治療を開始しました。

治療開始時のお写真です。(2022.4.22)

 

 

まずはデコボコをとっていきます。月1回のペースで通っていただいて、ワイヤーを細いものから太いものに交換していきます。

この患者さんは9か月ほどでデコボコが整ったので、次は抜歯したスペースを閉じる段階に入りました。(2023.2.10)

写真を拡大するとわかりますが、透明なゴムをかけて隙間を閉じていきます。ここからしばらくはワイヤーはこのままでゴムの交換がメインとなります。それに加え、ご自分で付け外しをおこなっていただくゴムかけもしていただきました。

 

 

 

 

約1年かけてこの隙間を閉じる治療をおこない、隙間が完全に閉じたのが確認できたので最後の仕上げとして、ワイヤーを交換して噛み合わせを緊密にするための治療をおこないました。この間も患者さんにはゴムかけをおこなっていただきます。(2024.3.23)

 

 

 

 

しっかりと噛んでいること、歯と歯の間に隙間が無いことを確認して、矯正装置を外して治療終了となりました。(2024.6.8)

 

 

治療期間は2年2か月でした。

 

口元のお写真です。笑顔の印象がこんなに変わりました^^

 

 

特にこの患者さんはご自分で付け外しをおこなうゴムかけが肝となる治療だったのですが、真面目に取り組んでくださる方でしたので、ゴムかけを積極的に頑張っていただいたことも治療期間の短縮につながったと思います。

 

 

【患者さんの感想】

 

〇矯正治療を始めようと思ったきっかけ

・下の前歯が重なっていて、フロスを通しても汚れが溜まりやすかった

・歯を出してうまく笑えなかった

・歯が噛み合っている感覚がなかった

 

〇実際に治療をしてみて良かったこと、悪かったこと

・思い切り歯を出して笑えるようになって良かった

・ほとんど辛い痛みもなく、無理せず治療に臨むことができた

 

 

これからはマウスピース(リテーナー)をお使いいただき安定しているかのチェックをおこなっていきます。治療結果に満足いただけたようでわたしたちも嬉しいです!

ブログに掲載することを快諾していただきましてありがとうございました。